Suomen Kieli Ja Suomen Musiikki

アラフィフにしてフィンランド語の勉強を始めたおばさんの、はちゃめちゃフィンランド語独習記録です。なるべく間違ったことは書かないようにするつもりではありますが、なにぶん独学なのでその保証はできませんから、悪しからずご了承ください(苦笑)

フィンランド語独習ノート20ページ目 消えたり現れたり ~子音階程交代②~

実は子音階程交代というのは kk , tt , pp の場合だけに限ったことではありません。

 子音階程交替が起こる組み合わせは以下の通りです。

 

強階程   弱階程
kk   ←→ k
pp   ←→ p
tt   ←→ t
k   ←→ ×(無し)
p   ←→ v
t   ←→ d
mp   ←→ mm
nk   ←→ ng
nt   ←→ nn
ht   ←→ hd
lt   ←→ ll
rt   ←→ rr
lke   ←→ lje
rke   ←→ rje
hke   ←→ hje
uku   ←→ uvu
yky   ←→ yvy

しかも強階程→弱階程ばかりではなく、弱階程→強階程への変化もあります。

上から4番目、k は弱階程になると消えてなくなりますが、ということは逆に、何もない所に k を足さないといけないこともあるということで、なかなかに難儀なことでございます。

また、通常は単語の最後の音節が変化するのですが、例外もあるようで・・・

 

ここで前に取り置きしておいた動詞 lämmetä の人称変化について見ていきましょう。

mm は弱階程で、これが人称変化する際に強階程の mp に変化します。

つまりどーなるかというと、

 

lämmetä

 ↓

lämpetä(mm を mp に変える)

 ↓

lämpene(-tä を取って -ne を足す)

 

となって、lämpene が変化の基本形になります。

 

  lämmetä
一人称単数 lämpenen
二人称単数 lämpenet
三人称単数 lämpenee
一人称複数 lämpenemme
二人称複数 lämpenette
三人称複数 lämpenevät

もうこれ、覚えて慣れるしかないです

( ;∀;)