学校へ行こう
前記事で書きました通り、私は今資格取得のため学校に通っております。
とはいうものの、週一回、数か月で終わるようなものなので、通学と言えるほどのものかわかりませんが(笑)
『学校へ行く』をフィンランド語で何というか考えてみたいと思います。
『行く』は mennä
『学校』は koulu
フィンランド語には『入格』という格がありまして、『~の中へ』という意味を表します。
とすると、『行く』という動詞は必然的に目的地が入格形になるわけです。
(例外はあるかもしれませんが)
koulu の入格形は kouluun
だいたい最後の母音を伸ばして ーn をつけると入格形になります。
ですから『私は学校へ行く』は
Minä mennen kouluun.
となります。
しかしこれでは、私は教職員でも生徒でもないけど、たまたまその日だけ用事があって学校に行く、というニュアンスです。
授業参観とかね。
週一でも継続的に行っているのであれば『通う』と表現した方がいいですよね。
その場合は käydä という動詞を使います。
しかし käydä は入格ではなく、分格が来るか内格が来るかで意味が変わるようです。
分格(-a)が来れば
Minä käyn koulua. 学校に通う
という意味になるのに、内格(ーssa)だと
Minä käyn koulussa. 学校を訪れる
という意味になるそうです。
母校とか、何か特別な学校へ行くとような、そういう心理的ニュアンスが加わるような気がしますね。