Suomen Kieli Ja Suomen Musiikki

アラフィフにしてフィンランド語の勉強を始めたおばさんの、はちゃめちゃフィンランド語独習記録です。なるべく間違ったことは書かないようにするつもりではありますが、なにぶん独学なのでその保証はできませんから、悪しからずご了承ください(苦笑)

学校へ行こう

前記事で書きました通り、私は今資格取得のため学校に通っております。

とはいうものの、週一回、数か月で終わるようなものなので、通学と言えるほどのものかわかりませんが(笑)

『学校へ行く』をフィンランド語で何というか考えてみたいと思います。

 

『行く』は mennä

『学校』は koulu

 

フィンランド語には『入格』という格がありまして、『~の中へ』という意味を表します。

とすると、『行く』という動詞は必然的に目的地が入格形になるわけです。

(例外はあるかもしれませんが)

 

koulu の入格形は kouluun

 

だいたい最後の母音を伸ばして ーn をつけると入格形になります。

ですから『私は学校へ行く』は

 

Minä mennen kouluun.

 

となります。

しかしこれでは、私は教職員でも生徒でもないけど、たまたまその日だけ用事があって学校に行く、というニュアンスです。

授業参観とかね。

 

週一でも継続的に行っているのであれば『通う』と表現した方がいいですよね。

その場合は käydä という動詞を使います。

しかし käydä は入格ではなく、分格が来るか内格が来るかで意味が変わるようです。

分格(-a)が来れば

 

Minä käyn koulua. 学校に通う

 

という意味になるのに、内格(ーssa)だと

 

Minä käyn koulussa. 学校を訪れる

 

という意味になるそうです。

母校とか、何か特別な学校へ行くとような、そういう心理的ニュアンスが加わるような気がしますね。