Suomen Kieli Ja Suomen Musiikki

アラフィフにしてフィンランド語の勉強を始めたおばさんの、はちゃめちゃフィンランド語独習記録です。なるべく間違ったことは書かないようにするつもりではありますが、なにぶん独学なのでその保証はできませんから、悪しからずご了承ください(苦笑)

フィンランド語独習ノート10ページ目 猫を飼ってます~複数形の作り方~

皆さんご存知、英語には『複数形』ってもんがありますよね~

不規則変化もありますけど、英語ではだいたい -s を付けますね。

我々からすると、1個だけの時と2個以上の時となんで区別せなあかんのか不思議でしょうがないですけどね~(。´・ω・)?

覚えるのもたいへんだし…。

 

 ドイツ語ではもうちょっといろんなパターンありますけど、やっぱり単数形複数形があります。

そして残念ながら(笑)もちろんフィンランド語にも単数複数の区別があります。

フィンランド語の複数形の印は語尾の ーt になります。

 

単数形 - 複数形

kissa(猫)- kissat

kirja(本)- kirjat

talo(家)- talot

 

といった感じです。

talot は「タロット」って読みたくなっちゃうけど小さい ッ は要りませんから要注意ですよ(笑)

 

例えば、猫を飼っているなら、1匹だけの場合

Minulla on kissa.

 

所有文は独習ノート6ページ目で触れました。

主語の接格+on+持ってる物の主格で表します。

 

 

2匹以上で、特に数を意識してないなら

Minulla on kissat.

 

まあここまではいいとして、フィンランド語の不思議なところは、2以上の数詞がついて具体的な数に言及する時は、なぜか複数形ではなくて『分格』を使う、ということです。

理由はよくわからないんですが、そういうものだと思って覚えるしかないです。

 何匹飼ってるの?って聞かれたら、ウチでは2匹飼ってますので

2(kaksi)kissaa

 

となるわけです。

語末の -a または -ä が分格の印です。

 

で、ここからが更にフィンランド語の不思議なところなんですが、その名詞を修飾する形容詞が付いている場合、形容詞にも同じように -t を付けないといけません。

黒猫だったら・・・

 

単数形 musta kissa

複数形 mustat kissat

 

となるわけです。

英語に例えると blacks cats となるイメージですね。

そしてさらに、数詞を付ける時は・・・そう、ご想像の通り、形容詞も分格の形にしないといけないんですね~

フィンランド語では名詞を修飾する形容詞も併せて変化させるんです。

ウチの猫ズは黒とキジトラなんですが、めんどくさいんでこの際2匹とも黒といたしますと

 

kaksi mustaa kissaa

 

となるハズです、多分(笑)

 

ちなみにキジトラをフィンランド語でなんというか・・・さすがにわかりませんでしたが(笑)

 

harmaa raidallinen kissa(灰色の縞模様の猫)というセンテンスを見つけたので

ruskea raidallinen kissa(茶色の縞模様の猫)でいいと思います。

 

今度は2匹ともキジトラとすると

 

複数形 ruskeat raidalliset kissat

分格形 (kaksi)ruskeata raidallista kissaa

 

となります。

なんというめんどくささでしょう( ;∀;)

 

※ ruskea は語尾が二重母音なので、分格にするときは ーta を付けます。(三重母音は原則禁止なので)

※ 語尾が ーnen で終わる語を変化させるときはまた特別ルールがあるのですが、長くなるのでいずれまた。

 

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