Suomen Kieli Ja Suomen Musiikki

アラフィフにしてフィンランド語の勉強を始めたおばさんの、はちゃめちゃフィンランド語独習記録です。なるべく間違ったことは書かないようにするつもりではありますが、なにぶん独学なのでその保証はできませんから、悪しからずご了承ください(苦笑)

フィンランド語独習ノート9ページ目 書いてある通りに読みましょう

皆さん、name と書いてあったら何と読みますか?

もうなんの躊躇もなく「ネーム」と読むんじゃないでしょうか?

(「ネイム」と書いた方が原音に近いかもしれませんが)

当たり前すぎて何とも思わなくなってるかもしれませんが、なんでこのスペルで

「ネーム」になるんだと不思議に思ったことありませんか?

 

英語はスペルと発音の差に悩まされますよね。

スペルと発音をいちいち覚えないといけない。

英語の授業が始まったばかりの頃、friend の発音は「フレンド」で、スペルは「フリエンド」という覚え方をしていたのを懐かしく思い出します。

 

ドイツ語は英語よりもスペルと発音が一致しているので、勉強を始めたころは「なんて楽なんだ!」と感動していました(笑)

相違点もありますが、それさえ覚えてしまえば基本的にはローマ字読みすればOK

ドイツ語で「名前」は Name と言いますが、そのまま「ナーメ」とよめばよろしい。

(名詞なので大文字で書き始めるのがドイツ語のルールです。)

 

 ところがフィンランド語では更にスペルと発音が一致しています。

ホントに見たまま読めばいいのです。

私はまだ持ってないんで見たことないんですが、なんでもフィンランド語の辞書には発音記号が載っていないのだとか。 必要ないから。

 

name と書いてあれば「ナメ」と読みます。

母音を伸ばす場合(長母音)は重ねて書くので、「ナーメ」と書きたいなら naame 

となります。

もっとも、フィンランド語に name とか naame とかいう単語があるのかどうか知りませんけど(笑)

 

子音が2つ重なっていれば促音(小さい ‟っ” )です。

しかし日本語ではあり得んところにこの ‟っ” が入ることもあるので、慣れないうちは難しいかも。(長母音の後に ‟っ” とか、 ‟っ” の後にラ行の音が来るとか、普通日本語ではありませんよね?)

 

あと、日本語のローマ字と読みが違う文字が J、W、Z

W、Z は外来語専用文字なので、重要なのは Jです。

ヤ行の音になるので、例えば Japani (日本)は「ジャパニ」ではなく「ヤパニ」になります。

W は今のところ WALTARI 以外では見たことないけど(笑)V と同じ音だそうです。

なので WALTARI も、日本では英語読みでワルタリと表記されてますが、本当は「ヴァルタリ」になるはず。

Z はツェット。実際の読みは「ツ」になります。

 

この3つの小文字は、ドイツ語も同じ読み方をします。

 

ところで、ツェットと言えば思い出すのがこの漫画です!

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 青池保子先生の『エロイカより愛を込めて』の、今で言うスピンオフ作品ということになるんでしょうね。

思えばドイツ語を始めたのも、エロイカに出てくるエーベルバッハ少佐がカッコいいからという実にミーハーな理由だったことを思い出した・・・。